後輪から「カラカラ」音が鳴ったら、すぐ止まらないとマズイことが起こる

秋の台風の季節、落ち枝には要注意

 

トレイルを走ったら強風で落ちた枝の多いこと。

山頂から下り始めたら、細い枝がスプロケットとチェーンの間に絡むように挟まっていました。

 

 

 

こういうときは、「カラカラ」と後輪から音が鳴りはじめます。おおむね下っているときに起こるものです。

「下っているので止まりたくない」
「そのうち跳んで落ちてくれるだろう」
と思いがちです。

なにごともなく枝が落ちてくれればいいのですが、落ちない場合は深刻な事態を引き起こします。

 

枝がディレイラーを巻き込んでプーリーケージやディレイラーハンガーが曲がったり、フレームからディレイラーが引きちぎれたります。

スポークに枝が絡んでスポークが曲がったり、切れたりすることもあります。

 

そうなるとリカバリーするのに、ディレイラーを外してチェーンをつなぎ直してシングルスピードにしたり、切れたスポークを他のスポークに絡めてその場をしのいだりと、結構大変です。パンクよりもはるかにダメージでかい。

なので「カラカラ」と音が鳴り始めたら、僕はすぐに止まって枝を取り除きます。だから上のようなわざとらしい写真が撮れたというわけです。

後続ライダーがいる場合は「止まるよ-!」っと声をかけて、速やかに止まりましょう。

太さ5mmほどの枝が原因で楽しいトレイルライドが台無し、なんてこともあります。それのみならず、下山さえ困難になってしまうと命にも係わります。

 

やれやれと思いつつ走り始めると……

また(笑)。

 

秋から冬にかけては杉の枝がクセモノですね。強風、台風のあとはとくに。

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湾曲しているので、前輪で踏むと起き上がって後輪に絡みます。

後輪に絡まなくても、後続ライダーがいる場合は注意です。起き上がって宙に舞った杉の枝が後続ライダーの顔をめがけて飛んでくるのです。

前を走るライダーは余裕があれば枝を踏まない、避けたりバニーホップで飛び越えるといった配慮ができるといいですね。

気の置けないライダー同士のトレインは気持ちいいものですが、あまりくっついて走ると危ないですね。まあ、トレイルライドでは河川敷のサイクリングロードのように、いつの間にか知らない人がケツにくっついているなんてことはないですけど。

目の保護のためにもアイウェアも必須ですよ。杉林は夕方になると冬はすぐに暗くなるので、トレイルライドにはクリアレンズ、もしくは薄めのレンズがいいですね。

 

あと、転んだときはリアディレイラーがフレーム内側に曲がっていないかも確認しましょう。ローギヤに入れたときにプーリーケージがスポークに絡んであっという間にリアディレイラーかハンガーがちぎれます。

 

トレイルライドは自然の中に入るので、僕は「無理なく怪我なく」を心がけています。常設コースと違ってパトロールさんはいないし、非常用に設置されたトランシーバーもないので。山中は携帯電話だって繋がらないこともありますからね。

だから「怪我も楽しいマウンテンバイク」なんてことは無責任に言えません。怪我しなくても遭難することさえあるんですから。