「スポーツ自転車の盗難発見率は4%以下?」 自転車盗難対策として、スポーツ自転車2台持ちのススメ その1

 

「初めて買うなら、5万円の自転車でもいいじゃん」
「2台目の自転車盗まれた!(実話)」

この二つの記事から続きまして、ひとつの提案があります。

 

「街中で駐輪するような用途では、安い自転車に乗ろう」

ということです。

 

 

最初に5万円程度のものを買って、より高性能なものを欲しいと思ったならば、最初の5万円の自転車は通勤・通学・お買い物などの実用車として使うことをオススメします。

そして、2台目の高級車は趣味用として週末に乗ったり、通勤でも晴れの日に安全な駐輪場を確保できる場合だけに使うのです。
普段は自宅で室内保管しておきましょう。

乗らない時間は室内保管しておいて、雨の日は乗らないほうが、明らかに長持ちします。

 

少なくとも初めてのスポーツ自転車として、いきなり10万円以上のものを買って通勤通学に使う、なんてのはあまりオススメしません。毎回同じ場所に駐輪するので、明らかに盗難リスクが高くなります。

雨の日に乗れば(雨上がりも含めて)、痛みも早くなります。

 

そして盗まれたとしても、5万円の自転車であれば、10万円よりはダメージ半分。
中古車相場の時価で言えば、数字上のダメージはもっと低い。

初めて買った自転車を供物扱いするのは、盗難経験がある僕自身も釈然としません。でも、こういう考え方、選択肢もある、ということです。

 

 

スポーツ自転車の盗難車が見つかるのは30件に一件だけ?

 

SNSには「盗難されました(泣)」とか、「自転車探してます拡散希望!」なんて投稿が飛び交ってますね。

それが20~30万円しそうな高級車だったりして、あきらめきれないからこそ、投稿するのだと思います。
それは見つかることを願うばかりです。

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意外とこんな駐輪も……。

あー、ボトルケージにワイヤーロックが引っかかってるだけ。いいのかなぁ。

わずかな気のゆるみが命取り。

カギをかける手間を惜しんだがために愛車を盗まれては、悔やんでも悔やみきれませんよ。

 

CSI 自転車特捜24時、こんなウェブサイトもあるんですね。
facebookもありましたが、盗難情報の多いこと。

ここの、自転車盗難情報統計というのを見たら、盗難自転車の発見率(※最近2年間の盗難情報掲載数と発見報告の数から毎日集計)が3.41%ですって(2016年4月12日 記事出稿時)。

投稿して見つかったのは、30件のうち1件ってことですかね。

 

情報提供を呼びかけるのは、やらないよりはやったほうがマシなのは間違いないでしょうが、あまり期待はできなさそうです。

 

 

 

警察庁の犯罪統計資料(平成27年1~12月分 確定値)を見てみましょう。

PDFの10ページ目です。

自転車盗 

平成27年1~12月

 

認知件数 260,530件
検挙件数 14,103件
検挙率 5.4%
検挙人員 9,553人
うち少年 4,169人

 

PDF2枚目には

(3)犯罪少年
特に断りのない限り、犯行時及び処理時の年齢がともに14 歳以上20 歳未満の少年をいう。

とあります。

少年犯罪が半分近いのは、計画性がない行きずりの自転車窃盗ということなんでしょうか。

 

四捨五入しておおざっぱに言うと、19件につき1件で検挙されたと解釈していいんですかね。
推察するにシティサイクルいわゆるママチャリがほとんどでしょうから、スポーツ自転車はやっぱり見つかる確率はさらに低くなりそうです。

 

そうなると、先述のウェブサイトで扱われているのはスポーツ自転車が中心のようなので、スポーツ自転車であれば30件につき1件が見つかるという推考も、あながち間違っていなさそうです。

 

次回は具体的な盗難対策も書きますね。

(書きました。「完璧な盗難対策は、ない!」 自転車盗難対策として、スポーツ自転車2台持ちのススメ その2