初めての自転車通勤、距離と時間の目安は?

 

自転車通勤、気になる距離と時間の目安は?

 

自転車通勤で気になるのが、自宅から勤務先までの距離と時間ですね。ムリなく続けられる、現実的な距離はどれぐらいなのか。

まずは、皆さんどれぐらいの通勤時間なのか? 参考資料を探してみました。

「5年以内(2009年5月以降)に住宅を購入し、首都圏(1都3県)在住で、都内勤務の子持ち既婚(妻と同居)サラリーマン583名」対象とした調査によると、「自宅から会社までの片道の通勤時間は、全体平均が58分」とのこと。

株式会社アットホーム「通勤の実態調査2014」より

 

1時間で走れる距離ってどれぐらい?

 

結論から言うと、片道15kmぐらいが無理なく続けられる距離ではないかと思います。上記のように通勤時間の平均が約1時間。自転車通勤の時間もこれと同じぐらい、できれば短くしたいですよね。ですから、1時間で走り切れる距離で考えてみます。

スポーツ自転車であれば、時速20~30㎞ぐらいはラクに出せます。ただし、それは平地の場合です。緩めの上り坂では時速10~15㎞、きつめの上り坂であれば時速5~10㎞ぐらいでしょう。時速5kmだと徒歩と同じです。これは上りというよりは山道ですね。

あと計算に入れなければいけないのが信号です。信号待ちで止まっている1~2分程度が、平均時速をかなり下げます。

停止している時間を含めると、経験上ですが平均時速15~20㎞ぐらいに落ち着きます。

ということで、自転車通勤は15km圏内が現実的な距離、と考えられます。この程度であれば、無理なく自転車通勤できる範囲内です。運動習慣、運転操作の習熟度、自転車の性能、道路状況などに左右されますが、まずはこのあたりの数字で考えてみてください。これはスポーツ自転車を前提として書いています。クロスバイクやマウンテンバイク、ロードバイクなどですね。また、運動習慣が少ない、自転車での長時間移動に慣れていない、という人は週の回数で調整しましょう。

 

片道15kmは

どれぐらいの範囲?

 

片道15㎞で行ける範囲ってどれぐらいなのか。イメージしやすいように、グーグルマップのマイマップで作ってみました。

 

 

各都道府県の県庁を中心として、半径15kmを赤い円で囲っています。直径30kmです。実際の走行ルートは一直線ではなくカーブや曲がり角もありますから、径の大きさよりも走行距離は伸びます。半径15㎞円周であれば、17~19㎞ぐらいの走行距離になると考えればいいでしょう。お住いの地域を拡大してみてください。ふーん意外と広いのねぐらいの感想しかないかもですけど、そのために作ったので十分です。その意外と広い範囲をカバーできるのが自転車のポテンシャルです。

青い円は半径50kmです。直径100km。通勤ではなく、ツーリングの参考に。距離を伸ばすほど、円周に比べて実際の走行距離は長くなっていくと考えてください。

片道50km圏内は、スポーツ自転車であればそれほど無理なく1日で行って帰ってこれる距離です。スポーツ自転車に慣れていないという人がツーリングを計画するなら、半径30kmぐらいが良いかと思います。実際、往って帰ってきての走行距離は70~80kmぐらいになるでしょうから、かなり走ったな~という満足感が得られるのではないかと思います。

 

この円周の表示には、こちらのサイトを利用しました。

地図上に好きな半径の円を描けます 

MAP2

 

GoogleMap(グーグルマップ)で半径範囲の円を描きサイトに埋め込む

円周をグーグルのマイマップに入れる方法は上記サイトを参考にしました。

 

下は東京都庁を中心に10kmずつ、50kmまでの円周です。複数の円周を重ねることができます。

50㎞の範囲内で往復100kmちょっと。スポーツ自転車で走ることにある程度慣れれば、それほど難しい距離ではありません。自転車の行動範囲って想像以上に広いですね。

ちなみに、軽快車、シティサイクル、いわゆるママチャリであれば通勤で適した距離は2/3程度、つまり10kmぐらいが目安でしょうか。さらに丘陵地など上り坂が多い地域であれば1/2ぐらい、7km程度と考えていいかと思います。車重自体が重いのと、軽いギヤがついていないので、上りではかなりつらくなります。

初めての自転車通勤をいきなり仕事日に導入するのではなく、休日に予行練習しておきましょう。かかる時間やルートなど、実際に走ってみて気づくことは多いと思います。